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憲法前文対比

自民党改憲草案の前文は、現憲法の前文に比べて半分くらい。
コンパクトになって格調が上がったかといえば、逆に官僚チックで味気ない中身です。
日本語としても深みのない「書類」の一種だと思います。
それにもまして書かれている内容は、長い歴史と文化を持った国、国民は国と郷土を自ら守り、自由と規律を重んじ国を成長させるなどとやたら国家に奉仕することを強調する内容となっています。

現憲法が権力をしばる憲法という立憲主義に立っていることに対して、真逆の内容であることを宣言していることは自民党改憲案の象徴となっています。

特に目を引かれたのは、現憲法前文にある戦争への深い反省を削除させ、「先の大戦による荒廃」を大災害と同列視していることです。
自然災害と政府の行為によって起した戦争を同列視することで、「仕方なかったもの」「やむをえないもの」として国家の責任とわない姿勢が如実に現われていると思います。

ここには安倍首相らの満州事変から始まる日本の起した戦争を侵略戦争と認めない立場と連なっています。

「高知新聞」が憲法論議の記事の中で、戦争体験者の話しとその人の兵士時代の写真を載せたことに、改憲草案の責任者である中谷元さんから「(自民党改憲案が通れば)軍国主義の戻るようなイメージがある。レッテル貼りではないですか」と抗議電話を受けたことを紹介していた。

しかし、改憲案と安倍首相らの発言を照らしあわせば、①国防軍が起こす戦争はパリ不戦条約で否定された侵略戦争ではなく自衛戦争、②パリ不戦条約以後に日本が起した戦争を侵略戦争、許されない戦争を日本が起したとは認めない→満州事変以降のような旧日本軍が起した戦争は侵略戦争ではないから、国防軍はおなじことをすることがありえる→軍国主義に戻るというロジックは当然のことではないでしょうか。

中谷元さんに機会があればお伺いしたい。
満州事変、日中戦争、仏印侵攻、太平洋戦争は侵略ではなかったのですか?と。

それに比べると現憲法の前文ははるかに格調高く、味わいがある。
「土佐弁憲法前文」を紹介しておきます。
ここからかりました。
----------------
土佐弁 其の三 (はちきんかあさん篇)


わたしらは、
ちゃんと選挙に行って選んだ議員さんらを通じて
自分らの考えを形にしょうってするし、
わたしらと、わたしらの子どもやら孫やらのことを考えて、
周りの国と仲良くしていくし、
この国全部で「私らは自由や」って感じれるようにするし、
この国の政府が、
昔みたいにまた戦争して、
私らがたくさんの涙や血を流さんですむようにするがでって
心に決めて、
ここで、
私らが国を動かす権利をもっちゅうって、はっきり言うて
この憲法ってもんを決めるきね!


そもそも、国の政治は、
私らがきちんと
真剣によぉ考えた信頼の気持ちでまかせるがやき、
その、人を従わす強さも、元をたどれば私らのもんで、
その、人を従わす大きい力は、私らが選んだリーダーが使うようにして、
それで出てくるえいもんらぁは、私らみんなで得るもんよ。
これって、いつの時代になっても、どんな未来になっても絶対変わらんもんやし、
この憲法ってもんも、そんなことらぁで出来ちゅうがで。
私らは、
この、今、当たり前って決めた、こんなようなことらぁに合わんような決まり事は、許さんきね。


わたしらは、
ず~っと孫のその孫の時代までもず~っと続く、
争い事のない穏やかな生活を求めちゅうし、
人と人の付き合い方ってもんについても、
理想を高くもっちゅうってことをちゃ~んと心に刻んでおるき、
私らと同じように平和を愛しちゅう別の国の人らぁのことだって、心から信頼するがよ、ほんで、
私らの、穏やかに生きていける生活を、長くず~っと続けていくようにする。それに、
力のない弱いもんが、なんでも命令に従わされたり、罰を受けたり、
押し込められたり追われたりするようなことを、
この世界から、もういっさいなくそうと頑張りゆう国同士の付き合いの中やったら、
ぜひ、その皆ぁに認められるような存在になりたいなぁと思うで。
わたしらは、自分らの国の中だっけじゃなくて、
世界中におるわたしらの仲間が、
みんなぁ
ひもじゅうて恐うて涙もかれて生きていくような、そんな生活から抜け出して、
争い事もない穏やかに生きていける、そんな権利を、
みんなぁがもっちゅうがでって、心から思うちゅう。


わたしらは、どこのどんな国でも
自分らのことばっかり考えよっちゃあいかんと思うで。
それぞれの国らしさを大事にしていくことが、
周りの国と同じ立ち位置でやっていこうと思うちゅう国らぁは、
やっていかないかん、これは約束事やと思うで。


わたしらはねぇ、
この日本って言う国の名誉にかけてねぇ、
わたしらの力めいっぱい使うて、
この誇り高い、わたしらが心に描き続けるえい国の形と、
わたしらがやっていこうと思うちゅうことらぁを、わたしらでやり遂げるって、
神様仏様、周りの国らぁ、この日本におる仲間らぁに、ここできっちり約束するきね。

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