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「資本論」が息の長い理由

「資本論」について続きを書きたいと思います。
「資本論」は資本主義(このネーミングもマルクスがつけた)の運動法則を明らかにしています。
当然、その中にはいかにもうけるか(搾取するか)についても、ふんだんに書かれています。
そういった意味では経営者・資本家たちも必読文献にすべきものだと思います。

その秘密は、マルクスとエンゲルスの「分業」の成果にあると思います。
マルクスとエンゲルスは自分たちの学説をしあげ、1848年のヨーロッパ革命をへて資本そのものの運動法則を明らかにすることが不可欠であることを知ります。

そのときの分担をどうするか?
マルクスはとくに財産はありませんでしたが、エンゲルスはマンチェスターにあった「エンゲルス商会」の長男。
つまり有力資本家の子息でした。
エンゲルスは革命運動に加わったために、妹と母親をのぞいて父親をはじめ家族からは疎んじられていた存在で、父親からは勘当同然にされていました。
そこで、エンゲルスはマルクスの研究を金銭的に支えるために、1850年に父親と「和解」してエンゲルス商会に戻ることにしました。

経営者となったエンゲルスは有能な経営者としてマンチェスターで頭角を現し、地元経済界の交流もそつなくこなす存在となりました。
夜は革命家として文筆にいそしみながら、昼間は有能な経営者として働き、ロンドンで経済学の研究に没頭するマルクスを支えたのです。

そしてこの「分業」は、マルクスの経済学の完成にとって思わぬ副産物を与えます。
資本の運動を全面的にとらえるためには、資本の人格化である資本家の観点も必要だったのです。
マルクスは「資本家・エンゲルス」にその助言を頼みました。
エンゲルスは自分の経験や、地元経済界の仲間たちの意見をマルクスに伝えたのです。

こうして仕上げられたのが「資本論」ですから、当然、経営者からみても有益な書物になったことは言うまでもありません(ただ、資本の運動そのものが資本そのものを止揚する、自己否定するという革命的な面を除けば)。

マルクス一家を支えたエンゲルスは、1869年、ついに自分とマルクス一家を生涯支えることのできる財産を築いて工場をやめ、マルクス一家のもとに帰ります。
最後のつとめを終えて工場から帰ってくるエンゲルスの嬉々とした表情を、エンゲルス家に住んでいたマルクスの娘は感動的に書き残しています。

いま誕生から150年近くたっても「資本論」が光を失っていない秘密は、こうしたエンゲルスの支えがあったことを忘れてはならないと思います。
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コメント

こちらのブログを拝見させていただいてから共産とは何か、と考えなしの私が少しばかり考えるようになりました。どうもありがとうございます。

とても嬉しいです

Bbさん。
そんな風に考えていただけるなんて、ブログ冥利につきるお話です。
とても嬉しくなってしまいます。
ありがとうございました。

おお!!Bbさんも少しは・・・・・・(笑)。
笑うところではありませんでした。
私なんかは大西君の考え方は最高ですし、
根底にやさしさがあってはっきりいって好きです。
ただソ連とか中国とかを意識しますし、
昔学生運動が高じて暴力的になったり、
共産ということばがややもすると独裁とか
毛沢東?スターリン?プーチン?非民主主義みたいな・・・
今の日本共産党は違うと思いますが・・・・・
近頃大西君とゆっくり話していません。
これからの日本を考える・・・ちょっとおおげさですが
話してみたいですねえ。
もとい。これからの幡多郡を考える・・・今度やりましょう。
Bbさんをオブザーバーに迎えてどうですか。

大西君ごめんなさい。
先日たけしの番組みててそれとこんがらがっちゃって
全部私の昔の偏見で前の文は消しといてくださいませ。
なんかブログということを忘れてました。
すいません。

良いじゃないですか(^^)

いま四万十市議選挙なんですが、
市民の人たちの閉塞感はすごいものがあります。

貧しいほどに
生活保護を受けている方々や
母子家庭などの弱い人々に刃を向ける
のを見ていると悲しくなりますね。

根本は国の政治を変えて
いかなければなりませんが、
それまでにも地方で何か出来ないか、
いま真剣に考えています。

ここでもその構想なんかを語りたいと思いますが、
そうですね。
いちどゆっくりと語り合いたいものですね。

ありがたいです。
どげんかせんといかんですよ。
いっぱい貴君に聞きたいことや
教えてもらいたいことがあるので
たまには来てや。
選挙の時だけ電話で声をきくばあやもんね(笑)。
魚と酒だけはいつでもあるつもりやけんどきらいか。


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Author:大西正祐
管理者は、幡多地区委員長の大西正祐(おおにしまさすけ)です。1952年生まれです。写真は20年以上前のもので、3人の被写体はその当時とは似ても似つかない変化を遂げていることをお断り申し上げます。

【ブログポリシー】
幡多地区のできごと、幡多地区党の考え方、政策などを書きつづっていきたいと思います。
もちろん国政や科学的社会主義、歴史、理念などについても書きますが、多少、ぶれたことを書くかもしれませんが、そのときは厳しくご指摘いただければ幸いです。

これまでホームページでまとまったことを書いていましたが、ブログでは写真なども簡単に掲載できるのでこちらで書くことが多くなると思います。
また、ツイッターは短文なので、緊急的な声明、主張という風に使い分けたいと思います。

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